人気ブログランキング | 話題のタグを見る

日帰りツアー

Chua Huong  (香寺:Perfume pagoda)

日本から義父母が遊びに来てくれたので、ハノイから南方へ約65Kmのところにある香寺に行ってきました。
今回も利用したのは旧市街にあるツアー会社。英語ガイドのツアーで1人14USD。

香寺は岩山の中にあるお寺で、テト(旧正月)過ぎからの数ヶ月間、多くの人々が参拝に訪れ、ベトナム人の間では有名な場所です。
私はハノイに来るまで、香寺なんて聞いたこともなかったのですが、ハノイに住むベトナム人におススメの観光地を尋ねると、結構な比率で香寺を挙げる人がいます。

日帰りツアー_d0122185_22325684.jpg

朝、迎えに来てくれたツアーバスに乗り約2時間半。
まず到着するのは小船の船着場。
船の形はタムコックのときと同じような感じで、この小船に1時間以上のってダイ川を登っていきます。




日帰りツアー_d0122185_22342592.jpg

やっぱり、この小船でも、ずっと乗りっぱなしなのでオシリが痛くなりました…。
でも周りには、のどかな景色が広がり、小船のすぐ近くをアヒルが泳いだりしていて、少し和めました。





日帰りツアー_d0122185_2236189.jpg

小船を降り、香山という山を少し登っていくとお寺が出てきます。
屋根の端っこが、クニャっと曲がっており、色彩も日本のお寺とは違った雰囲気です。





さらに、この先、香山の上には洞窟寺院があり、皆、そのお寺を目指します。
昔は山道を歩いて登っていたようですが、今ではゴンドラができたのでゴンドラを利用する人も多いようです。
ツアーでは16人くらい参加していたのですが、山登りを希望したのは私を含め4人だけ。
私としては「自分の足で歩いて到達してこそ意味がある!」と思っていたので、山登り希望者の少なさにはチョット驚いてしまいました。

香山を登っていくと、途中、途中にいくつかお寺がでてきます。
香寺とは香山に点在する13のお寺の総称なのだそうで、このあたり一帯は仏教の聖域とされているそうです。
山登り組4人の中で、一番体力ありそうに見えたイギリス人の兄ちゃんは、最初のうちは勢いよく登っていましたが、ゴンドラの終点地につく頃には、最後尾を歩いており、かなりヘタばってました。
と言っても、そんなに大した山道じゃなく、登ること約30分で洞窟寺院に到着。
ガイドブックには1時間半くらい掛かると書いてあったので、久々に体を動かすから気合を入れて来たのですが、あまりにアッサリ着いてしまったので拍子抜けです…。
日帰りツアー_d0122185_22454570.jpg
      ↑ 到着した洞窟寺院を外(上)から見るとこんな感じ。



日帰りツアー_d0122185_22485110.jpg



  こちらが鍾乳洞の中。→
  中は結構コンパクトな感じ…。





日帰りツアー_d0122185_22502555.jpg

←そして、洞窟から外を眺めるとこんな感じ。
ちょっと神秘的な感じがします。

ふとツアー参加者を見回してみると、さっきのイギリス兄ちゃんがいない…。
あれだけ、ヒィ~ヒィ~言いながら山を登ってきたのに、どうやら洞窟寺院には入らずに外から眺めていただけらしい。
イギリス人の信仰心の篤い人は他の宗教の聖域には入らないって聞いたけど、どうやら本当なのかな?



帰りも山道を下って歩きたかったのだけど、時間の都合上皆ゴンドラに乗ることに。

日帰りツアー_d0122185_2255115.jpg


こういった乗り物にココで乗るのって、大丈夫なのかな…。と思ったので、チラッと、どこの国製のゴンドラかチェックしてしまいました。どうやら、オーストリア製らしい。




するとゴンドラでも一緒になったイギリス兄ちゃん「自分は高いところが嫌いだけど、オーストリア製ならヨーロッパのだから大丈夫だろう…」と一言…。

日帰りツアー_d0122185_22574812.jpg

ゴンドラに乗るとすぐに、フワッと落ちるような感覚が…。
思わず乗員みんなが声を漏らしてました…。
やっぱり、みんな不安だったのね…。
ま、無事に着いたから良かったですけどね…。
by iwa-pen | 2007-06-25 22:30 | ハノイ近郊♪
<< 日帰りローカルバスの旅 ブンチャー その2 >>